今も昔もアメリカの文化にあこがれを持つ人は少なくないことと思います。
アメリカ文化が薫る街といえば、関東では横須賀や福生などが有名ですが、実は南房総にもアメリカの雰囲気が楽しめる場所が点在しています。
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アメリカを感じる「フラワーライン」
館山・南房総はドライブやツーリングの名所が多いことで知られていますが、その中でも人気なのが「房総フラワーライン」です。
「日本の道百選」にも選ばれた「房総フラワーライン」も、アメリカを感じることのできるスポット。
緑の向こうに見える海を眺めながらのドライブは、植えられたヤシの木の風景も相まって、まさに西海岸の雰囲気が味わえます。
館山・南房総では風景だけではなくグルメでもアメリカを感じられるレストランが多数存在していることでも知られています。
出典:ピザ・インディーズ
中でも人気となっているのは南房総市千倉のピザレストラン「ピザ・インディーズ」。
こちらは薪釜の高温で焼き上げるアツアツのピザが人気。
使用されているのは地元の食材や自家製のベーコンといったこだわりの味には県外からも多くのファンが集まってきますが、「ピザ・インディーズ」の名物はピザだけではありません。
実は「ピザ・インディーズ」のオーナーは大のハーレーファンとして知られていて、店内にはアメリカを代表するオートバイ、ハーレー・スポーツスターやグッズなどが展示されています。
また、アメリカンフードといえば忘れてはいけないのがハンバーガーですが、館山・南房総にはハンバーガーの名店も点在。
館山市の「レインボーグリル」や南房総市の「ビンゴバーガー」ではアメリカンサイズのボリューム満点のハンバーガーを味わえます。
さらにスイーツ好きにオススメしたいのは南房総市のカフェ「ストロベリーポット」。
こちらは地元のテングサを使用した寒天メニューが人気ですが、もうひとつ注目したいのは使用されている食器です。
「ストロベリーポット」で使用されているのはアメリカンのアンティークとして有名な「ファイヤーキング」。
日本ではなかなか珍しいこの食器の販売も行っているため、お土産ものとしても人気を集めています。
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館山・南房総とアメリカ
風景や食など、アメリカを感じるスポットの多い館山・南房総。
実はアメリカとのつながりはそれだけではありません。
館山は戦争直後、アメリカのものだった時代があります。
というのも、日本では終戦の日は8月15日として知られていますが、実は正式な文書の調印式が行われたのは9月2日のこと。
この間、戦争を継続するべきという一部将校によるクーデターの動きもあり、国内は緊張に包まれていました。
当時、館山は戦略上東京湾を臨む非常に重要な場所であったため、本土決戦に備えて多くの部隊が駐留、アメリカ側はまずその部隊に撤収を命じ、代わって占領軍が上陸、地域住民の立ち退きを求めるなどして、直接軍政を行いました。
その後の交渉の末、直接の軍政は4日間で解除されましたが、その経緯は現在でも語り継がれています。
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