南房総とコスプレと聞くと、ほとんど何も関係がないように思えるかもしれません。
しかし今、コスプレファンの間では南房総に熱い視線が注がれているのです。
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和装コスプレの聖地
コスプレといえば、衣装やメイクなどでアニメやマンガのキャラクターになり切るもので、日本では60年代に登場、その後同人誌の即売会であるコミックマーケットなどで発展していきます。
現在では日本だけでなく海外でも「コスプレ」は日本文化のひとつとして有名になっています。
そんなコスプレと南房総の関係を語る上で欠かせないのは「和装コスプレ」。
これは平成20年に行われたイベントで、テレビドラマ「里見八犬伝」の放送を記念して館山の城山公園で開催、「和装」のコスプレイヤーが全国から集まりました。
もともと館山・南房総では「南総里見まつり」が開催されていて、南総里見まつりでは「八犬士」や「伏姫」に扮した男女が登場するということもあり、戦国時代の衣装や甲冑を身につけたコスプレは非常になじみ深いものでもありました。
さらに大きなポイントが城山公園の館山城。
館山城は他のお城とは違い、人物が前に立って写真に収めるにはちょうど適したサイズということもあり、そこから南房総とコスプレの深い関係が生まれるようになりました。
コスプレにぴったりの背景も
さらに南房総では、豊かな自然などを生かしたコスプレ写真にぴったりのロケーションも人気となっています。
たとえば南房総市の「馬森牧場」では、幻想的な森の風景と飼育されている馬などと一緒に撮影できるプランが人気となっています。
馬森牧場は平成18年にオープンした牧場で、竹やぶなどが広がる広大な森が自慢の場所です。
広い自然や山道といった風景の中で馬と一緒に撮影ができる場所はめったにないため、本格的な写真撮影を行いたいというコスプレイヤーに大きな人気を集めています。
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このほかにも、千坪の茅葺屋根が自慢の「岩峰庵」では一日一組限定で貸し出しを行っていますが、こちらも雰囲気のある建物や広い和室での撮影が人気。
馬森牧場も岩峰庵も、都会ではなかなか巡り合えない和風の場所で、空も広く電柱や電信柱などもないため、ここでしか撮れない写真を撮影することができます。
さらに和風の撮影だけでなく、西洋風の雰囲気を出したいというときにも館山や南房総の景色が大活躍します。
館山や南房総は南ヨーロッパや地中海の雰囲気に似ているということもあり、海辺のリゾートホテルなどではコスプレ撮影を中心にしたイベントが行われることも少なくありません。
もう少し変わったスポットを探しているという人には鴨川市のホテル「アラビアンアート」がおすすめです。
こちらは中近東などのアラビアの雰囲気が漂う全国でも珍しいホテルで、アラビアンナイトのような衣装の貸し出しも行っています。
建物も異国情緒たっぷりのものなので、人とは違った写真を撮りたいという方には最適の場所です。
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じゃらん
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