関東圏でツーリングやドライブといえば、横浜や箱根といった神奈川方面をイメージする人が多いかもしれませんが、実は南房総はオートバイや車を愛する人には大人気のツーリングとドライブスポットです。
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南房総ツーリングの魅力
南房総のツーリング&ドライブの最大の魅力は途中に見える美しい風景にあります。
南房総の風景は同じ海沿いでも神奈川とは異なり、背の高いヤシが並ぶ向こうに青い空が見えるなど、まるでアメリカの海岸沿いの街を走っているような美しさです。
また気候も温暖なため、オートバイでのツーリングにはちょっと厳しい真冬の季節であっても、比較的暖かいのが特徴です。
少しでも太陽の光があれば、まるで春のような空気を味わえるはず。
そのため、南房総には多くのオートバイ乗りがツーリングに集まります。
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クラシックカーイベントも
暖かい風を求めて南房総に集まってくるのは、オートバイライダーばかりではありません。
クラシックカー好きにとっても南房総は絶好のドライブスポットとして知られています。
クラシックカーには屋根がついてないものや、屋根があったとしても窓などがなく、風が入って来るなど非常に気候の影響を受けやすいため、寒い季節にはなかなかドライブを楽しむことが難しいもの。
しかし、南房総なら少し暖かくなれば風もやさしく非常に快適なドライブを楽しむことができます。
その証拠に、平成21年と22年にはアジア唯一のクラシックカーレースである「ラ・フェスタ・ミッテミリア」が開催されたこともあります。
「ラ・フェスタ・ミッテミリア」はイタリアで行われていた公道を利用したクラシックカーだけのカーレースで、日本では平成4年から国内で開催が行われています。
平成21年に開催された「ラ・フェスタ・ミッテミリア」では原宿の明治神宮をスタートし東北を回ったあと南房総を縦断、ローズマリー公園や太海フラワーセンター、野島崎灯台といった場所がチェックポイントとなり、多くの人が応援に詰めかけました。
「ラ・フェスタ・ミッテミリア」は東日本大震災以後開催規模が縮小、ここ数年は明治神宮を出発した後は東北や千葉を回らず、上信越を通るコースが採用されています。
また近い将来房総半島を疾走するクラシックカーが見られることが期待されています。
オートバイやクラシックカーに優しい街
南房総がドライブやツーリングの人気スポットとなっている理由には、豊富なルートの存在も見逃せません。
南房総のドライブコースと言えば「房総フラワーライン」が有名ですが、その房総フラワーラインに通じている「安房グリーンライン」や木更津に続く「国道410号線」をはじめ、ワインディングが楽しめる山道なども非常に豊富。
しかも道路が荒れている場所なども少なく、常に快適なドライブとツーリングが楽しめます。
また、バイクや車で使用できるキャンプ場などの数も多く、町全体が非常に優しいのも南房総ならではと言えるでしょう。
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