「養老渓谷」は房総半島のほぼ中心に位置する養老川沿いの渓谷です。
美しい自然あふれる場所として、房総半島随一の温泉地として、また最近では心と体に効くパワースポットとしても知られています。
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滝巡りが大人気!
養老渓谷で最近人気となっているのは「滝めぐり」です。
養老渓谷には合わせて5つの主要な滝があり、それらをめぐり歩くことで運気が上昇すると言われて、女性に人気のパワースポットともなっています。
滝の中でも、一番人気が「粟又の滝」。
ここは別名「養老の滝」とも言われている養老渓谷を代表する存在です。
この滝は房総半島でも最大の大きさ。
幅は約30メートル、全長はなんと100メートルという巨大なサイズ。
滝といってイメージするのは高い場所から落下するタイプの滝ですが、こちらはスロープのようになった斜めの岩肌を通って水が滑り落ちていくもの。
「粟又の滝」は長さが非常に長いこともあり、周囲には滝を眺めるための遊歩道なども整備されていて、歩きなれていない人でも安心して滝のマイナスイオンを浴びることができます。
また、滝の上流と下流で流れが変わるというところも「粟又の滝」の魅力のひとつ。
急流となっている上流と、幅広くスケールの大きな下流、それを眺めているだけで、心と体のリフレッシュにも役立ちそうです。
このほか、養老渓谷には少し小さめの「千代の滝」「万代の滝」、落差20メートルの「昇龍の滝」などがあり、渓谷を進むにしたがって緑も濃くなることから、初夏や秋のハイキングには非常な人気を誇っています。
また、最近発見されたという「金神の滝」は高さが35メートルという非常に迫力のあるサイズ。
周囲には神社などもあり、まだそれほど有名にはなっていないため、神秘的な雰囲気が味わえます。まだ誰も撮影していない滝の写真を撮りたいという方にはぴったりの場所かもしれません。
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県内有数のもみじと新緑
養老渓谷で滝と並んで有名なのがもみじと新緑です。
特に「筒森もみじ谷」は養老渓谷だけでなく県内でも有数の紅葉の名所として知られています。
谷がひとつ真っ赤に染まる光景は、ここでしか楽しむことができないものです。
また初夏の新緑も、鮮やかな緑が印象的。水辺を歩いて滝のしぶきで涼をとるにも最適な季節で、毎年多くの人が訪れます。
大人から子どもまで楽しめる養老渓谷
滝や紅葉、緑など自然の美しさが堪能できる養老渓谷は、ほかにもまだまだ楽しみがたくさんあります。そのひとつが「温泉」。
養老渓谷では豊富な湯量が湧き出す温泉の郷でもあります。
しかもどこから源泉を引くかで少しずつ成分や湯の感触が異なるということなので、旅館や足湯施設でお湯の入り比べをしてみるのも楽しそうです。
その他、釣りやアウトドア、バーベキューなど養老渓谷の楽しみはまだまだあります。
自然の中で心と体をリラックスしたいという方は、ぜひ一度養老渓谷を訪れてみてください。
きっと生まれ変わったような気分を味わえることでしょう。
アクセス
養老渓谷
住所:千葉県夷隅郡市原市大多喜町戸面
交通アクセス
車
館山自動車道木更津東IC~養老渓谷(約55分)
館山自動車道市原IC~養老渓谷(約55分)
圏央道市原鶴舞IC~養老渓谷(約20分)
電車
JR内房線五井駅~「小湊鉄道」養老渓谷駅下車
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