さかなクンは館山で水を得た魚さかなクンに変身!?

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出典:さかなクンオフィシャルサイト

「さかなクン」といえば、誰もが知っているタレントで魚類学者。

独特の話し方で魚の魅力を丁寧に伝え、大人から子どもまで大人気のさかなクンですが、そんなさかなクンが館山市と深い関係があるということを知っていますか?

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さかなクンとは?

さかなクンといえば、お魚の帽子をかぶった姿と「ギョギョ!」という口癖が印象的な独特なキャラクターで人気を博し、今やテレビにひっぱりだこです。

今ではバラエティ番組だけでなくCMなどにも出演しているさかなクン。

ここでさかなクンがどういう人物なのかおさらいしておきましょう。

さかなクンは1975年東京都で生まれ。

その後神奈川県綾瀬市で育ちました。魚に興味を持ったのは小学校2年生のころ。

タコのイラストに心を奪われたことがきっかけで、魚一色の生活になったのだそうです。

さかなクンの魚生活を支えたのがさかなクンのお母さん。

なんとさかなクンのために1か月毎日タコ料理を作ってくれたことも。

そんなお母さんの期待に応えるかのように、さかなクンは魚へとのめりこんでいきました。

しかしそれとともに学校の成績はどんどん落ちてしまったようです。

それでもさかなクンのお母さんは、さかなクンが好きなことを思いっきりできるように支え続けてくれたそうです。

お母さんの存在があったからこそ、現在のさかなクンの活躍があるのです。

さかなクンは東京都出身、高校三年生の時にテレビ東京のバラエティ番組「TVチャンピオン」の「全国魚通選手権」で準優勝を果たします。

その後、同番組に出場し5連覇という偉業を達成。

天真爛漫なリアクションと「ハコフグ」の帽子をトレードマークに、一躍人気者となります。

高校卒業後は、「東京水産大学の先生になりたい!」という夢をかなえるべく東京水産大学への進学を目指していましたがかなわず、動物関係の専門学校に入学。

専門学校卒業後は魚関係のアルバイトを転々としていたようです。

お寿司屋さんでアルバイトをしていたときに、店内で使う魚のイラストをさかなクンが描いたところ、そのイラストの人気がきっかけとなり、テレビのドキュメンタリーに出演、イラスト レーターとしても活動を開始しました。

東京海洋大学の客員教授に就任するなど話題となりますが、さかなクンの活躍の中で特に有名なのがすでに絶滅したと思われていた「クニマス」の発見にかかわったエピソードです。

これはクニマスのイラスト執筆を依頼されたとき、参考として全国から集めた近隣種の「ヒメマス」の中にクニマスに似た個体を発見し、それがクニマスの再発見につながったという出来事で、同じ魚類学者でもある天皇陛下がコメントの中でさかなクンの名前を挙げるなど大きな話題となりました。

現在もさかなクンは、海洋立国推進功労者として内閣総理大臣賞を受賞するなど活躍のフィールドを広げています。

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トレードマーク「ハコフグの帽子」はいつから?

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現在の明るいキャラクターは、2000年、「どうぶつ奇想天外」に魚の専門家として出演したことがきっかけ。

2回目の出演の際に緊張を和らげるため、現在のトレードマークのハコフグの帽子をかぶり出演したところ、明るいキャラクターにうまくスイッチ!

それ以来あの帽子がトレードマークとなったようです。

その後の活躍は、皆さんもご存じのとおりです。

2006年には念願かない東京海洋大学の准教授に就任し、その後名誉博士を授与されています。

現在もテレビ出演のほかにさまざまな魚に関する講演や、魚の研究など精力的に活動を続けています。

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館山ふるさと親善大使

そんなさかなクンが「館山おさかな大使」「渚の駅たてやま名誉駅長」に就任したのは平成27年のことです。

さかなクンはもともと東京の出身でしたが、海に近く、魚の種類の豊富な館山の環境にほれ込んで、現在は館山の海に近い一軒家に居を移しました。

そんな縁から「館山おさかな大使」「渚の駅たてやま名誉駅長」に選ばれることになりましたが、さかなクンは渚の駅の前身だった旧県立安房博物館の研究員だったこともあり、現在「渚の駅たてやま」の一階にはさかなクンのギャラリーが設けられています。

このギャラリーはさかなクンが描いた館山の海にすむイラスト約50点が展示、そのほか本やメモ、さかなクン独特のファッションも展示されているとあってたくさんの人の人気を集めています。

さかなクン自らさかなに関する講演を行うことも。

「渚の駅たてやま」では、名物である「房州うちわ」の販売も行われていますが、こちらもさかなクンデザインの様々な海の生物やジンベイザメが描かれた限定品が登場。

このほかにも館山市内の小中学校やイベントなどで「おさかな講座」を開催するなど、さかなクンはふるさと親善大使として館山市でさまざまな活動を行っています。

魚に関する講演などはもちろん、PR動画への出演や、レンタサイクルやスクールバスへのイラスト提供、館山市のイベントへの参加など、館山市の発展のために尽力しています。

もちろんお魚生活も満喫!

自宅にはフィッシュハウスを併設し、150匹もの魚を飼育。

早起きして漁の手伝いに出かけることもあるようです。 館山市で充実した毎日を過ごされているようですね。

まさに「水を得た魚、さかなクン」。

これからも、館山の海の魅力と「さかな」の魅力を伝え続けてくれることでしょう。

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