南房総いとを菓子「盛栄堂」のとってもかわいいサザエ最中

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「南房総いとを菓子 盛栄堂(せいえいどう)」は、南房総市の和菓子屋さん。

南房総和田浦で、大正3年創業100年以上にわたって地元の人たちに愛されてきました。

ただしこちらの南房総いとを菓子盛栄堂は、ありふれた町の他のお菓子屋さんとは一線を画した存在となっています。

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名物「さざえ最中」と「くじらまんじゅう」

出典:盛栄堂

盛栄堂の名物となっているお菓子は「さざえ最中」。

こちらは南房総の名物のひとつであるサザエの貝殻をモチーフにした「もなか」です。

イガイガの突起を再現した最中の皮はまさにサザエそのもの。

通常、米粉から作られる最中の皮はさくさくした食感が命です。

また非常に割れやすく、変わった形に整えながらも、軽い食感を保つのは思ったほど簡単なことではありません。

また、「さざえ最中」は見た目だけでなく、中身にも一工夫が。

通常の小倉あんと白あんに加えて盛栄堂では「青のりあん」も用意しています。

青のりは言うまでもなくサザエと並んで南房総の名物のひとつ。

その青のりを磯の香りが漂うあんに仕立て、サザエの形にさらなる一工夫を加えました。

青のりがあんこになるというとちょっとびっくりするかもしれませんが、甘さ控えめのあんことさわやかな香りがひとつになって、いかにも海の街の和菓子という味わいになっています。

「さざえ最中」と並んで盛栄堂の名物となっているのが、「くじらまんじゅう」。

和田浦には関東で唯一となる捕鯨基地があり、クジラ文化の伝統を支えていることから、くじらの街としても知られています。

盛栄堂の「くじらまんじゅう」はその伝統を踏まえて作られた、薄皮でくじらをかたどったお饅頭です。

手作業で作られているため、顔の形がひとつひとつ違うのも魅力のひとつ。

店頭のみの販売となっているため、和田浦を訪れたときにはぜひおみやげとしておすすめしたい逸品です。

くじらまんじゅうを揚げた「くじらあげまん」もぜひ試したい一品。

くじらまんじゅうを「かりんとう風味」に仕上げた揚げ饅頭なのです。

和田浦ならではのお菓子として人気が上昇、揚げたてだけでなく冷凍したものを自然解凍した冷たいスイーツとしてもオススメとのことです。

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インスタグラムで話題沸騰

ここまでなら街の活性化に一役買っている和菓子屋さんということになりそうですが、盛栄堂がすごいのはここから。

盛栄堂ではお彼岸やお正月、七五三など昔ながらのイベントに合わせた和菓子を提供していますが、最近ではクリスマスやハロウィンなど、新しいイベントにも積極的に参加、それぞれに合わせた生菓子をデザインして販売しています。

このお菓子が非常にキュート!サンタクロースやハロウィンカボチャをデザインした生菓子は、味はもちろんのことインスタグラムにアップするのにぴったりということで、SNSで写真が拡散されるなど、これまで南房総や和田浦に興味がなかった人からも注目を集めるようになっています。

これからもどんなお菓子が登場するか、和菓子好きならずとも「南房総いとを菓子 盛栄堂」には大注目です。

アクセス

南房総いとを菓子 盛栄堂

住所:千葉県南房総市和田町下三原423-2

TEL:0470-47-2147

営業時間

09:00~19:00

定休日:月曜日(月曜祭日の場合は翌火曜日)

駐車場あり

交通アクセス

富津館山道富浦IC~盛栄堂(約30分)

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