雪の降らない館山でスキーを楽しむサンドスキーとは?

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「サンドスキー」というスポーツをご存じでしょうか。

サンドスキーは砂の上をボードやそりで滑走するスポーツで、海外では大会も開かれているほどですが、このサンドスキーが館山でブームになりつつあるんです。

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サンドスキーとは?

サンドスキーは南米やオーストラリアで始まったスポーツです。

当初はスキーやスノーボードなどをそのまま使用して滑っていましたが、より砂に適した滑りのいいワックスなどが開発されるようになると、雪の季節だけしか楽しめない通常のスキーとはちがって一年中滑れるということから人気が高まり、日本でもCMなどに登場して話題になりました。

サンドスキーは豊富な砂が必要となるため、豊かな自然のある限られた場所でしかできないものとされていました。

日本でも鳥取砂丘や下田の田牛など、少しずつサンドスキーに向いた場所が確認されるようになり、専用のボードなども輸入され始めたことで徐々に人気となっています。

そんなサンドスキーが楽しめるスポットのひとつが館山の平砂浦近くの「砂山」です。

ここは人工的に砂を積み上げた場所ではなく、海から吹き付ける強い風によって少しずつ積み上げられてきた自然の砂山。

そのため、自然の雄大な景色を眺めながらのサンドスキーが楽しめます。

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サンドスキーの魅力とは

まず、サンドスキーの魅力のひとつは雪がない時期はもちろん、ほぼ一年中滑走が可能なこと。

さらに通常のスキーでは降雪の状況や雪質、雪面のコンディションなど様々な状況が関係し、快適な滑走を楽しめる期間は非常に限られていますが、砂の場合には安定した砂面のコンディションを保っているため、どんな季節であっても気軽に楽しむことが可能です。

加えて砂は雪と比べるとクッション性が高く、転倒してもケガの危険などがかなり少なくなっています。

雪面を滑るスノーボードやスキーの場合、アクロバティックなジャンプなどに挑戦できるのはかなりの上級者に限られますが、サンドスキーでは少し慣れてきただけで、様々なアクションが可能です。

また、砂山はかなりの急斜面になっていますが、そりなどで滑った場合でも安心です。

というのも、スキーの場合には雪面が溶けて水になり、それがまた氷になって徐々に板と設置面の摩擦抵抗が徐々に低下、気づいたときにはかなりの速度が出ているということも少なくありませんが、砂の場合には溶けたり水になったりすることもないので摩擦抵抗が一定で、子供でも安心してサンドスキーを楽しむことができるのです。

当然のことながら温度も低くないので重装備のウェアが必要になることもありません。

現在、砂山の周辺ではサンドスキーのレンタルを行うショップなどもオープン、初心者に向けて頻繁に体験会なども行われています。

人によっては「雪の上を滑っているよりも楽しい」というサンドスキー。

館山を訪れたときにはぜひ一度体験してみたいスポーツです。

アクセス

住所:千葉県館山市坂井772

交通アクセス

富津館山自動車道「富浦IC」国道号線⇒国道410号線⇒市道
富浦ICより車で約35分

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