「ハーブ」は食卓に味と香り、彩りを添えてくれる重要な存在です。
ほんの少しのハーブが加わっただけで料理の味もワンランクアップ、お店の味に近づけるため、愛用している人も多いのではないでしょうか。
実は南房総では、種類豊富なハーブが栽培されているんです。
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なぜ南房総でハーブ?
一口にハーブといっても種類は様々。
もちろん原産地もそれぞれ違います。
しかし日本でメジャーになっている、ラベンダーやローズマリー、タイム、セージ、カモミールといったハーブは地中海沿岸が原産のものです。
地中海沿岸は、夏はどちらかというと涼しく、冬は温暖な気候が特徴。
実はこの気候が南房総にそっくりなのです。
そのため南房総はハーブを育てるには最適な環境です。
また、ハーブの中には冬には寒さを求めるヨーロッパ原産のものもありますが、南房総でも内陸部は比較的ヨーロッパの環境に近いため、ハウスなどを利用することで年間を通して質の高いものが楽しめるという、ハーブにとってはこの上ない環境なのです。
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南房総のハーブスポット
出典:ハーブちくら
そんな南房総には、ハーブが楽しめるスポットが数多く存在しています。
中でも最近大きな注目を集めているのが、南房総千倉にある海辺のハーブガーデン「ハーブちくら」。
こちらは東京でベンチャー企業に勤務していたオーナーがオープンさせたハーブガーデン。
四季折々のハーブ摘み体験や、フレッシュハーブの購入が可能です。
特に「ハーブちくら」では、最近人気の高いタイ料理に欠かせないレモングラスやホーリーバジルなど、なかなか普通のスーパーではお目にかかれないフレッシュなハーブを栽培しているため、エスニック料理のファンには非常にうれしいハーブスポットとなっています。
こちらではハーブオーナー制度も導入していて、オーナーになると好みのハーブを育ててもらい、それを収穫することもできるため、ハーブファンには大人気。
このほか、ラベンダーやローズマリーからエッセンシャルオイルを抽出し、それを使用したキャンドルや、ハーブの花輪である「ハーブリース」づくりが体験できる「館山ファミリーパーク」や、数多くのローズマリーが咲き誇る「ローズマリー公園」、種類豊富なハーブが栽培されている「リバーサイドプラザ・フレグランスコート」など、南房総一帯では香りを楽しめるスポットがあちこちに点在しています。
「和」のハーブも楽しめる
ハーブといえば洋風のものというイメージがありますが、南房総は「和」の分野でも忘れてはいけないハーブがあります。
それは「びわの葉」。
びわといえば実を食べるものと考えがちですが、「びわの葉」は古来から清涼剤や健康維持のための薬効があると珍重された立派な和のハーブです。
そして南房総といえば「房州びわ」。
現在では、房州びわの葉を使用した「びわ茶」をはじめとして「びわの葉」ハーブにも注目が集まっています。
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