南房総の名物グルメといえば「なめろう」や「さんが焼き」、「くじらのたれ」が代表的な存在です。
さらに、南房総では土地の食材を使用した「南房総の新名品」が次々と誕生しています。
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絶対に食べたくなる「南房総の新名品」
南房総の新名品の舞台となったのは「南房総名品づくりグランプリ」。
これは平成29年の2月に開催されたイベントで、市内の食品加工会社や飲食店、菓子店、牧場、栽培農家などが参加し、地元の食材を生かして知恵と工夫を絞って新しい南房総の新名品の提案を行いました。
それぞれが得意な分野と自慢の食材によって生み出したメニューは個性的なだけではなく、食べてみたくなるものばかりです。
たとえば創業80年のうなぎの名店として知られる「新都」が提案したのは地元の新鮮なナスを使った「うなぎ屋のからしナス」。
注文を受けてからうなぎを焼き始める本格的な店では、うなぎが焼きあがるのを待つ間につまむ漬物は非常に重要な存在。
またこってりとした口をさっぱりさせるためにも欠かせないものです。
そんな経験で生まれた「うなぎ屋のからしナス」はぴりりとしたさわやかな辛さが後を引くと評判です。
しょうがを専門に扱う「寿食品」の「生姜やさんのゼリー」は房州産の厳選された生姜、だいだい、はちみつをたっぷりと使用したゼリー。
こちらもすっきりとした味わいで、しょうがの香りがさわやかな一品です。
南房総といえば欠かせないのは地魚ですが、地元の干物屋である「株式会社利左エ門」では定置網で水揚げされた地魚を燻製にした「地魚燻製・チョイ燻」を開発。
サンマやかつおだけでなく、ソウダカツオやギラといった地元で愛される味が手軽に食べられると評判となりました。
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グランプリを獲得した南房総の新名品
出典:富浦ロイヤルホテル
個性的な商品が次々と登場した南房総名品づくりグランプリ。
見事グランプリに選ばれたのは農作物の生産から加工、販売までを行う「株式会社DIGLEE」が開発した「金ぷりん・銀ぷりん」。
「金ぷりん」は三芳の卵と牛乳をたっぷり使った焼きプリンで、新しい味でありながら昔ながらの懐かしさも感じさせ、大人から子どもまで「これぞプリン!」と思わせる味。
一方の「銀ぷりん」は三芳の牛乳と自社の農園で栽培したイチゴを使用したミルクプリン。
ミルクやイチゴなど、素材のおいしさがしっかりと伝わってきます。
この「金ぷりん・銀ぷりん」は、後日行われた「にっぽんの宝物ジャパングランプリ」の全国大会でもスイーツ部門の準グランプリを獲得、南房総産の素材のおいしさを全国に知らしめることとなりました。
なお、グランプリの「金ぷりん・銀プリン」、準グランプリを獲得したゴマサバのハンバーグをトマトソースとホワイトソースで煮込んだ「赤いサバ・白いサバ」などの七種類の商品は南房総各地の道の駅でも販売され、大好評を博しています。
定番のグルメはもちろん、新しく生まれた南房総の新名品。
機会があればぜひ一度味わってみたいものです。
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