南房総市白浜の「シラハマアパートメント」はカフェ、ゲストハウス、シェアハウスなどを併設した話題の施設です。
地方の遊休不動産のリノベーションや、都心と地方のふたつの拠点を持って生活するライフスタイルであるデュアルライフなどの観点からも注目が集まる「白浜アパートメント」ですが、その生みの親が「多田朋和さん」です。
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移住で始まる新しい暮らし
出典:無印良品
「多田朋和さん」は実は南房総の出身の方ではありません。
多田朋和さんの出身は四国の香川県。
プロダクトデザインを学ぶため進学した大学で千葉県に引っ越したものの、南房総との縁は深いものではありませんでした。
そんなとき、偶然訪れた南房総で偶然出会ったのが現在の「シラハマアパートメント」となる4階建ての物件でした。
以前はホテルの社員寮として使われていたものですが、当時は空き家となっていたマンションを見たとたんに「シラハマアパートメント」の構想が浮かびすぐに移住を決断、建物の補修や改装などはすべて自らの手で行い、約一年をかけて「シラハマアパートメント」をオープンさせました。
「シラハマアパートメント」の魅力
オープン当時の「シラハマアパートメント」では多田朋和さん自らが一階でカフェを運営、二階はゲストルーム、三階はシェアハウスが入居するというスタイルの施設でした。
ただし、それらのほかにもアクセサリーの工房や展示スペースなども設けられた複合的なライフスタイル空間となっていて、特にシェアハウスは利用者がワンルーム内部を自由にリフォームできる個性的な作りなどから大きな人気を集め、常に入居者が空き室を待っているという状態。
それでは、なぜ「シラハマアパートメント」はそれほどの人気を集めているかといえば、やはり多田朋和さんという存在が大きく関係しています。
「シラハマアパートメント」をオープンさせる以前は東京でサラリーマンをしていたこともある多田朋和さんはシェアハウスに集まる人々にとっては、先輩でもあり憧れの存在でもあります。
自ら東京を離れて起業することで夢を叶えたという経歴がそれが同じように郊外に移住して自分らしい生活を送りたいという人たちの励みにもなっているのです。
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南房総で広がる夢
現在はカフェを分離して「アパートメントプロダクツ」という新業態の事業を立ち上げた多田朋和さん。
さらに旧長尾幼稚園・長尾小学校の木造校舎を改装しリノベーションを行った多目的施設である「シラハマ校舎」などの運営も行っています。
「シラハマ校舎」では旧小学校部分に宿泊施設、旧幼稚園部分にはレストラン・バルとコワーキングスペースがオープンするなど精力的な活躍が続いています。
その活躍は南房総だけでなく、東京の企業からも注目されるようになり、「シラハマ校舎」の旧工程部分には「無印良品の小屋」が設置され、内覧説明会には多くの人が集まるなど、大きな話題になっています。
南房総の地域に貢献し、新しい光を当て続ける多田朋和さんは今後も目が離せない存在です。
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