「日本の百選」には様々なものがあります。
実は館山や南房総、鴨川といった地域は日本の百選の宝庫。
周辺を少し歩き回るだけでも、貴重な文化や美しい景色など、多くの日本の百選に出会えることができるのです。
スポンサードリンク
日本遺産百選
日本遺産百選は日本の自然や遺跡、建造物など「日本らしいもの」を選ぶ百選として知られています。
この日本遺産百選には具体的なものや場所だけではなく、歌舞伎や落語、相撲といったものも含まれているのが特徴。
鴨川市の「大山の千枚田」もそのひとつです。
大山の千枚田は日本で唯一、雨水のみで工作を行う天水田として知られています。
また米作りの方法だけでなく、自然に優しい農法と環境は田畑の周辺の小動物たちをも守っています。
広がる里山の風景と自然との共生が評価され、大山の千枚田は日本遺産百選に選ばれました。
関連記事
ふたつの百選が楽しめる
日本の道百選は昭和61年から62年にかけて選ばれた優れた日本の道路。
そこに選ばれたのが館山市下町交差点から南房総市和田町にかけて海岸線を走る「房総フラワーライン」です。
美しい花の景色が楽しめるドライブスポットして知られる房総フラワーライン。
さらに見どころはもうひとつあります。
実はこの道のそばに広がる「平砂浦海岸」も、「白砂青松百選」に選ばれている美しい場所。
つまり房総フラワーラインは走っているだけで、2つの百選を味わうことができる非常に珍しい場所なのです。
関連記事
スポンサードリンク
お土産物にも百選あり
百選は美しい環境や自然の風景、珍しい場所だけが選ばれるわけではありません。
観光業界にも「百選」は存在するのです。
それが「プロが選ぶお土産物施設百選」。
これは株式会社旅行新聞社が選出するもので、それぞれの地元の名産品が販売されるだけでなく、その味を楽しめる場所として個性的な施設が選ばれています。
そんなプロが選ぶお土産物施設百選に、なんと鴨川市から「道の港まるたけ」と「潮騒市場」の二か所が選出されています。
同じ市から二か所が選出されることはめったになく、両施設の充実ぶりがうかがえる結果となっています。
関連記事
自然の魅力も反映
館山や南房総、鴨川には自然の恵みが豊かな場所として知られていますが、それを象徴するのが「館山野鳥の森」。
こちらは「日本森林浴の森百選」に選出されています。
日本森林浴の森百選は林野庁などが選出したもので、千葉県で選ばれたのはこの館山野鳥の森とあと一か所だけと非常に貴重な存在となっています。
また自然の風景で欠かせないのは北条海岸、通称鏡ヶ浦に沈む夕日の風景ですが、こちらも「日本の夕日百選」に選ばれています。
関連記事
まだまだ豊富な百選
今まで紹介してきた中にも、たとえば館山駅は「関東の駅百選」、館山から眺める富士山は「関東の富士見百選」に選ばれています。
さらに「東京湾百選」では、北条海岸や沖ノ島、洲崎灯台などが目白押し。
これは館山や南房総、鴨川がどこを見ても美しい場所ということかもしれませんね。
関連記事
→沖ノ島人気の秘密は最高ランクの透明度と水質そして30種類ものサンゴ
スポンサードリンク