最近、都会から田舎に移住をする方が増えています。
移住を考える方の中には、子どもの教育のことを考え決断する方も多いのではないでしょうか?
そして移住先として最近人気を集めているのが千葉県館山市。
なぜ館山市は移住先として人気が高いのでしょうか?
そして地方への移住は子どもにどのようなメリットがあるのでしょうか?
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目次
館山市が移住先に選ばれる理由って?
館山市は、千葉県の最南部に位置する温暖な街です。
その温暖な気候を生かし、花の栽培に力を入れています。
館山市は海に囲まれた自然豊かな街ですが、東京からわずか約2時間(約100km)。
都内へのアクセスも良好です。
自然豊かな土地だけど不便ではないという点が、移住先として選ばれる理由かもしれません。
また館山市では、移住者を支援する制度や団体が充実しています。
「人と人とを繋ぐ」をテーマに、館山市と、館山商工会議所青年部が中心となって作る移住支援団体、NPO法人「おせっ会」が手を取り合い、官民一体となり支援事業を行っています。
その内容は、移住ツアーの定期的な開催や、「空き家バンク」による住まいのサポート、雇用支援などです。
支援体制が整っていると、安心して移住を考えることができますね。
館山への移住については、館山市のホームページをご覧になってみてください。
→館山市へ移住をお考えのみなさまへ(館山市役所)
子育て世帯の場合は、「子どもを自然の中でのびのび育てたい」と考え、移住に踏み切るようです。
だからと言って、地方であればどこでもいいというわけではなさそうです。
子どもには病気がつきものですし、病院に足を運ぶ機会が多くなります。
医療施設が整っていないと何かあったときに不安になります。
また子どもが小さなうちは、「自然の中でのびのび」というだけでよいのですが、子どもが大きくなり進学のことを考えると、ある程度教育環境が整っているほうが良いと考える方も多いようです。
以下の内閣府のアンケート結果を見てもそのことがうかがえます。
地方に移住する条件
地方に移住してもよいと「思う」,「どちらかといえば思う」と答えた者(190人)に,どのような条件があれば地方に移住してもよいと思うか聞いたところ,「教育,医療・福祉などの利便性が高いこと」を挙げた者の割合が51.1%,「居住に必要な家屋や土地が安く得られること」を挙げた者の割合が48.9%,「買い物などの生活の場や文化イベント,趣味の場などが充実していること」を挙げた者の割合が42.6%,「移住に必要な情報提供などの自治体の支援があること」を挙げた者の割合が35.3%,「今の職場より魅力的な職場があること」を挙げた者の割合が26.8%,「道路などの社会基盤が整備されていること」を挙げた者の割合が25.3%などの順となっている。
その点、館山なら田舎の良さを堪能できる上に、都内へも短時間で行くことができるので、子育て世代の移住先にぴったりです。
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自然活動は、子どもへのメリットがたくさん!
文部科学省は、子どもたちが体験活動(主に自然の中での体験活動)を行うことの大切さを以下のように述べています。
体験活動は、豊かな人間性、自ら学び、自ら考える力などの生きる力の基盤、子どもの成長の糧としての役割が期待されている。
つまり、思考や実践の出発点あるいは基盤として、あるいは、思考や知識を働かせ、実践して、よりよい生活を創り出していくために体験が必要であるとされている。
具体的には、次のような点において効果があると考えられる。
- 現実の世界や生活などへの興味・関心、意欲の向上
- 問題発見や問題解決能力の育成
- 思考や理解の基盤づくり
- 教科等の「知」の総合化と実践化
- 自己との出会いと成就感や自尊感情の獲得
- 社会性や共に生きる力の育成
- 豊かな人間性や価値観の形成
- 基礎的な体力や心身の健康の保持増進
引用:体験活動の教育的意義(文部科学省)
では自然の中での体験が、子どもに良い影響を与えるのはいったいなぜなのでしょうか?
様々な刺激がある
子どもの脳の発達のために早期教育を考えるパパやママは多いのではないでしょうか?
しかし脳の発達には自然の中で活動することも、十分に効果があるといわれています。
自然の中にいると、川や海の水の冷たさ、小鳥のさえずり、土を踏みしめたときの感触などなど五感に様々な刺激を受けます。
そしてそれらの体験を受けて「なぜ?どうして?」と好奇心が刺激されることも増えます。
信州大学の平野教授の研究によると、自然体験活動が多い子どもほど、「体力に自信がある」、「得意な教科の数が多い」、「環境問題に関心がある」、「生きる力がある」という傾向にあるそうです。
自然の中でのたくさんの刺激が子どもの成長を促し、生きる力がはぐくまれるのかもしれませんね。
また諏訪東京理科大学共通教育センター教授・篠原菊紀教授の研究によると、子どもが外を走り回る動きは、前頭葉の活性化に効果的だという結果が出ています。
それだけではなく、自然の中にいることで脳細胞を殺す物質が減るということも分かっています。
太陽を浴びることで体内リズムが整う
自然の中での活動が増えると、外で太陽にあたることが多くなります。
太陽にあたることでサーカディアンリズムが整い、夜ぐっすりと眠れるようになります。
ぐっすり眠ることで成長ホルモンがしっかりと分泌されますし、自律神経がしっかりと働き体内リズムが整えられます。
これにより子どもは、心身ともにすこやかに成長することができます。
様々な体の使い方を体感できる
コンクリートの平らな地面とは違い、自然の中ではでこぼこ、ふかふか、ぬかるみなどなど様々な状態になっています。
そして状態に応じて歩き方を変えなければなりません。
また木登りや、岩場や山などを上る経験は、筋力やバランス感覚を養うのに最適です。
体を鍛えるために子どもにスポーツの習い事をさせる家庭が増えていますが、自然の中で遊ぶことで意識せずともバランスよく体を鍛えることができるのです。
このように、自然の中で活動することには様々なメリットがあります。
しかし近年、インターネットやテレビゲームなどの影響で子どもたちが外で活動することがめっきり減りました。
近くに自然な場所がない都会の子どもは、なおさら自然の中での活動の機会は減ってしまうと思われます。
しかし地方に住むことでいつでも気軽に自然体験を行うことができることが、地方に移住するメリットの一つなのです。
自然いっぱいの館山で豊かな子育てライフを
都会に暮らしていると忘れがちですが、私たち人間が生きていくために必要なものは、スマホでもコンクリートの建物でもなく、太陽、水、空気、土、食べ物です。
これは植物も動物も同様です。私たち人間も自然の一部なのです。
自然豊かな土地で暮らすことで、このことを感じる瞬間が多くなります。
そして子どものほうがより純粋に体感するのではないでしょうか?
館山市は近くに海も山もあり、「ちょっとそこまで」という感覚で自然体験がたくさんできます。
「自然の中で子どもをのびのびと育てたい!移住をしたい!」と考えている方は、館山市を候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
自然いっぱいの館山で、豊かな子育てライフを過ごしてみませんか?
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