
鶴谷八幡宮(八幡神社)の隣にある「ひふみ養蜂園」。
希少な国産アカシア蜂蜜などのほか「菜の花純粋はちみつ」や「びわハチミツ」といった房総ならではの希少なはちみつを販売しています。
はちみつ好きな方はもちろん、房総らしいお土産や贈答品をお探しの方にもおすすめ。
美容と健康への効果から注目が高まっているハチミツに注目し、全国でも珍しい養蜂園直営のおしゃれなインテイリアカフェ(Cafe123)が併設されています。
自慢のはちみつをふんだんに使った「はちみつランチ」やスイーツを楽しむこともできます。
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目次
ローヤルゼリー採取成功は国内初
ひふみ養蜂園の創立者は一二三多作さん。
昭和20年より青森県助川養蜂場で養蜂修行を始め、昭和24年に一二三養蜂園を創業、昭和25年に養蜂業の拠点を館山に移しました。
妻の智江さんと共に、健康食品として注目を浴びていたローヤルゼリーの採取方法の研究に取り組み、昭和30年代後半には、女王蜂を一時隠し、人口王台に2・3日目の幼虫を移虫し、72時間後に王台から採取を行う「72時間採り」を国内で初めて確立させます。
この方法は広く養蜂業界に普及していき、現在でも主流の採取方法なのだそうです。
「特許を取っておけば良かったのに」と言う周囲からの声にも「蜂やさん達がやっていけるようになったからいいんだよー」と返していたという、蜂と養蜂家を愛する一二三夫婦。
40種類以上の天然栄養素をバランスよく含む高タンパク質食品である活性生ローヤルゼリーは、今でもひふみ養蜂園の人気ナンバー3に入る主要商品です。
県養蜂協会の役員を歴任し、安房地域に毎年、越冬にやってくる多数の北国の養蜂業者の世話役も務めてきた一二三さん。
こうした養蜂振興への功績が認められ、千葉県知事表彰(農林功労)、(社)日本養蜂はちみつ協会会長表彰(養蜂振興)、林旭日双光章など、数々の功績を残し、養蜂名人としてその名は全国的にも広く知られています。
稀少な国産はちみつ
出典:ひふみ養蜂園
ひふみ養蜂園で1番人気の商品が「菜の花純粋はちみつ」。
その名の通り、南房総の菜の花から集めたはちみつで、クセが無く、すっきりとした上品な甘さです。
黄色い菜の花に蜂が止まったイラストのパッケージが房総らしく、お土産にも向いています。
2番人気なのが「びわハチミツ」。
房州びわの産地である南房総地域ですが、びわの花には限りがあり、多くを採蜜することは難しく、本州ではひふみ養蜂園でしか採れない幻の蜂蜜とも言われる、大変稀少なはちみつです。
稀少な為にお値段はそれなりにしますが、濃厚な甘さとフルーティな美味しさで、はちみつ好きにはたまらない商品。
はちみつ以外にもジェラートやドレッシングなど、加工品も多くあるので、用途に応じてはちみつの美味しさを楽しめますよ。
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Cafe123の栄養たっぷりハチミツメニュー
出典:Cafe123
Cafe123の名物となっているのは、豊富なハチミツメニュー。
こちらではほとんどのメニューにはちみつが使われています。
たとえばランチの「照り焼きチキン」には砂糖の代わりにハチミツで甘さをプラス。
そのほかにも、サラダや焼き野菜に使われるドレッシングにもハチミツが使われています。
玉子焼きや酢の物にもハチミツ
最初はなんでもかんでもハチミツが入っていることにびっくりするかもしれません。
実はハチミツは保水効果が高く、食材の水分を逃がさず包み込んでくれるため、普通の砂糖や甘味料を使用したときよりも、食材がしっとりと仕上がるだけでなく、天然のハチミツに含まれている旨み成分が料理の味をぐっと引き立ててくれるのです。
そのため、フレンチの世界などではハチミツを使用した一皿は他の料理よりも高級扱いされるほど。
Cafe123ではそのこだわりを徹底。
「はちみつビーフカレー」では、カレーの甘味はもちろん、地元舘山産のご飯を炊くときにもハチミツを加えています。
初めてでハチミツ料理はちょっと心配という方には、たっぷりハチミツを添えていただく「はちみつトーストセット」、「はちみつロ-ルケーキセット」、「はちみつ生チョコレートセット」などのスイーツメニューも充実しているので安心です。
それぞれのセットにははちみつのジェラートなどもついているため、ハチミツの新しい可能性にきっと出会えることでしょう。
新鮮ハチミツを使えるから贅沢なハチミツ料理を堪能
新鮮であればあるほどハチミツは効果的。
Cafe123はひふみ養蜂園直営だからこそ新鮮なハチミツをふんだんに使用できるのです。
ひふみ養蜂園は創業七十年という歴史を誇る養蜂園。
その直営施設だから、これほどぜいたくに新鮮なハチミツを使って料理を作ることができるのです。
ひふみ養蜂園で新鮮なハチミツを購入
ひふみ養蜂園では誰でも新鮮なハチミツを購入することができます。
館山の名物である菜の花から取れたハチミツや、これも館山の名物であるびわのハチミツなど、豊富な種類の中から気に入ったものを選ぶことができます。
またハチミツのドレッシングをはじめ、ジェラートや生チョコレート、ゼリーなど、『Cafe123』で試してみて気に入ったものを購入できるというのもうれしいですね。
ハチミツを使った豊富な料理やスイーツはもちろん、使用されているのは農薬を使わない地元でとれた新鮮野菜や、これも南房総市で有名な、平飼い育てられたニワトリから取れた有精卵など、味が濃く信頼できる食材ばかり。
館山といえば魚が有名ですが、ひふみ養蜂園もぜひ一度その味を体験していただきたいお店です。
アクセス
住所:千葉県館山市八幡515
TEL:0470-22-2353
FAX:0470-22-4010
営業時間
09:00~17:00
定休日 水曜日
交通アクセス
車
富津館山道富浦IC~ひふみ養蜂園(約20分)
電車
JR館山駅下車~ひふみ養蜂園(徒歩20分)
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