
落花生(ピーナッツ)といえば千葉県
日本の生産量の約7割を占め、一大産地となっています。
県内の土産物店でも落花生の関連商品はよく見かけます。
そんな千葉県の中でも栽培から製造、販売まで一貫して行っているのは、館山にある「木村ピーナッツ」だけなのです。
房総の豊かな自然の中で、丹精込めて作られたピーナッツ、館山に来たら是非食べてみたいですよね!
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こだわりのピーナッツ
地元では「キムピー」の愛称で親しまれている木村ピーナッツ
ご主人はピーナッツ一筋45年で、質の良い落花生を作る為に畑の手入れから手を抜きません。
出典:木村ピーナッツ
栽培、収穫、手剥き、選別、煎豆、出荷という全ての工程を自社で行い、自分たちが納得のいくピーナッツを提供しようとする姿勢はまさに職人です。
中でも一番のこだわりは、実を取り出すための殻の手剥き作業です。
機械で剥くとピーナッツに傷が付き、そこから旨みの脂が逃げてしまう為、一粒一粒丁寧に手で剥くことにこだわっているのだそうです。
そんな努力が認められ、木村ピーナッツの「手むき塩ピーナッツ」は平成10年に千葉県優良県産品推奨協議会から推薦状を受けています。
手剥きにこだわる理由
実を取り出すためには殻を剥きますが、ここが木村の一番のこだわりです。
機械で剥けば簡単な事ですが、機械で剥くとピーナッツに傷がつき、そこからピーナッツの旨みの脂が逃げていってしまいます。
楽をすれば必ず味に影響してしまうのです。
せっかく子供のように育ててきた落花生が機械によってダメになってしまってはかわいそうです。
ですから私たちは、ピーナッツに傷がつかないように手で剥く事にこだわっているのです。
こんな努力が認められ「手むき塩ピーナッツ」は平成10年に千葉県優良県産品推奨協議会から推薦状をいただきました
引用:木村ピーナッツ
主に生産しているのは「千葉半立種」という甘さや風味が高く、口ざわりの良い最高品種の落花生です。
実がふくよかで香りの良いピーナッツは、口にすると輸入のものとは一味も二味も違うと感じられます。
直売店で楽しむピーナッツ
こだわりのピーナッツ、お取り寄せもできますが、是非とも現地で食べたいものです。
直売店「ピネキ」では、お得用からギフト用まで20種類以上のピーナッツ商品があります。
お店の前には可愛い顔出しパネルがあるので、記念写真をどうぞ。
入口の手前がカフェスペースになっており、奥が売店となっています。
店内に入るとピーナッツの香ばしい香りが立ち込めます。
試食もあるので、食べ比べながら商品を選ぶのも楽しいです。
ピーナッツパウダーやピーナッツみそなどの加工品も数多くあります。
地元の人にとっては日常の食卓や学校給食に出るようなポピュラーな食べ物ですが、他県の方では食べたことがないという人も多いようですね。
ピーナッツパウダーはパンやアイスクリームなどにふりかける他、ごま和えの要領でほうれん草などのおひたしにかけても美味しいです。
お店の方に食べ方を聞いてみるのも手です。
郷土の味を楽しんで下さい。
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至福の絶品ピーナッツソフトクリーム
出典:まるごとeちば
木村ピーナッツに来たら外せないのが「ピーナッツソフトクリーム」です。
テレビでも取り上げられ、とんねるずのお二人が食べたという事でも有名になりました。
実際にこのソフトクリームが目当てで来るお客さんも多いようです。
大型連休などには駐車場に他県ナンバーの車がズラリと並びます。
店内はあまり広くないので、売店のレジで注文し、受け取ったら外のカフェスペースに出るのがスマート
さて、このソフトクリームですが、一口食べると「濃厚!」という感じです。
見た目はほんのり茶色がかっており、シルキーでなめらかな口当たりで、こっくりとしたピーナッツの風味が口いっぱいに広がります。
それでいてくどくなく、ペロリと食べられてしまいます。
他ではなかなか食べることができない、記憶に残る味なので、きっとまた食べに来たくなることでしょう。
アクセス
所在地:千葉県館山市下真倉236-3
TEL:0470-23-4823
FAX:0470-23-4769
営業時間:09:00~18:00
年中無休
駐車場あり(約20台)
車
館山自動車道富浦IC~木村ピーナッツ(約20分)
電車
内房線館山駅下車~木村ピーナッツ(徒歩30分)
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