南房総観光 鋸山は絶景を望む絶妙なハイキングコース

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南房総で、迫力スリル満点、絶景おすすめスポット『鋸山』です。

鋸山山頂へは、車ルート、ロープウェイなどありますが絶景だけを楽しみたいのでしたらロープウェイがおすすめ。

晴天時、ロープウェイからの谷の底が見渡せるのは少し恐怖を覚えますがやみつきになること請け合いです。

強風の日は運休していることがありますので注意しましょう。

富士山やスカイツリーなど日本列島が眼下に見渡せます。

ハイキングコースでの最大の観光スポットは地獄のぞきです。

突き出た岩から100メートル下を見渡せるようになっていますが、 足が震えるように怖いのです。

ただ、顔を上げてみると、水平線や空が見渡せとっても爽快なのです。

他にも、直険しい崖に囲まれた山頂エリアには、「百尺観音」が祀られていて、彫刻された角に切り出された石に囲まれており 非常に大きく大迫力です。

上まで見渡すのも一苦労ですよ。

一番のおすすめは、「日本寺大仏」

日本一大きな大仏様(座位)なんです。

写真に納まらないほどの大きさで、 見物した人を圧倒させるのではないでしょうか。

ハイキングもでき、自然に触れられ、 また参拝もでき、さまざまな体験ができるスポットとなっています。

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鋸山日本寺

鋸山日本寺は、約1300年ほど前に開山されました。

日本寺に祀られている大仏は、薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)です。

座位されている大仏では日本一の大きさで、約31mあります。

立位されている大仏で日本一は、茨城県牛久市にある牛久大仏(うつくだいぶつ)で、約120mあります。

涅槃大仏(寝ている大仏)で一番大きいのは、福岡県糟屋郡篠栗町(かすやぐんささぐりまち)にある釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)です。

ちなみに、この涅槃大仏様は、涅槃大仏としては世界一だそうです。

奈良の大仏は16m、鎌倉の大仏は13.35mですので、比較していただくとどれだけ大きいのかわかると思います。

お願い地蔵尊

鋸山日本寺大仏付近には、鋸山お願い地蔵尊が祀られています。

地蔵尊の周りには、とても小さなお地蔵様が奉納されていて少し不思議な感覚を覚えます。

 

鋸山日本寺由緒

開山

日本寺は今から約1300年前、聖武天皇の勅詔と、光明皇后のお言葉を受けた行基菩薩によって神亀2年(725年)6月8日に開山されました。

開山当初法相宗に属し、天台宗、真言宗を経て徳川三代将軍家光公の治世の時に曹洞禅宗となり、今日に至っております。

日本寺は開山当時、七堂十二院百坊を完備する国内有数の規模を誇り、良弁、空海、慈覚といった名僧が留錫(りゅうしゃく)したと記録されています。

良弁僧正は木彫りの大黒尊天を彫られ、弘法大師(空海)は100日間護摩を焚かれ石像の大黒尊天を彫られました。

仁王門の金剛力士像は慈覚大師の作と伝えられています。

御本尊 薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)

日本寺の御本尊は薬師瑠璃光如来です。

東方浄瑠璃世界の教主で、瑠璃光を以て衆生の病苦を救い、病苦を救う医薬の仏様です。

左手に薬壺を持っているのが特徴です。

薬師瑠璃光如来と武将

薬師瑠璃光如来は戦傷を癒すと言われており、日本寺を訪れた武将の記録も残されております。

源頼朝は石橋山の戦いに敗れた後、房州に逃れ再起を図った折に日本寺で武運を祈願し、自ら蘇鉄を手植えし、現在も大蘇鉄として境内に残っております。

頼朝は鎌倉幕府を開くとすぐに荒廃していた日本寺の全山修工に力を尽くし、養和元年(1181年) 薬師本殿を再建しました。

頼朝により全山修工された日本寺は、その後、鎌倉幕府後期から南北朝時代にかけての続く戦火により再び荒廃しますが、足利尊氏により再び復興されます。

尊氏は国家泰平と万民安寧を祈願し、奥の院無漏窟に参籠した事が通天窟前の石碑「房州鋸山日本寺碑」に記録されています。

引用:鋸山 日本寺

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鋸山ロープウェー

鋸山に、絶景を望まれるのであれば、ロープウェーが最適です。

ロープウェーに乗っているときに見ることのできる、崖下や周りに見える風景は絶景です。

ロープウェー山頂には、展望台があり、季節や天候によっては富士山を見ることができるのです。

ロープウェー料金・営業時間

営業時間

9:00~17:00(2月16日~11月15日)

9:00~16:00(11月16日~2月15日)

元旦は5:30から営業

荒天の場合、運転を休止する場合あり

運航間隔

10分~15分間隔

料金(税込み)

普通旅客

大人(12才以上)

片道500円 往復930円

小人(6才以上)

片道250円 往復450円

普通団体旅客(25名以上)

片道450円 往復830円

小人(1才以上)

片道230円 往復410円

学生団体旅客(25名以上)

大人(12才以上)

片道400円 往復740円

小人(1才以上)

片道230円 往復410円

障害者割引

大人(12才以上)

片道250円 往復470円

小人(6才以上)

片道130円 往復230円

鋸山ロープウェー

山頂展望台

鋸山山頂には、有名な地獄のぞき、百尺観音が祀られています。

地獄のぞき

地獄のぞきは、足がすくんでしまうほどの絶景ポイントです。

高所恐怖症のかたは遠慮いただいほうがいいと思われるような場所です。

鉄柵がありますので、安全面では問題ありませんが、地獄のぞきに到達するまでの道のりは、少し足場が悪いため運動靴などを履いていかれることをお勧めします。

風が強い場合は、今にも落ちそうな感覚になりますので、そこは心得ておかれるとよいかもしれません。

百尺観音

世界戦争戦死病没殉難者供養と交通犠牲者供養のために発願され、昭和35年から6年の歳月をかけて昭和41年にかつての石切場跡に彫刻完成されました。

航海、航空、陸上交通の安全を守る本尊として崇めらています。

引用:鋸山 日本寺

アクセス・拝観料等

鋸山日本寺

所在地:千葉県安房郡鋸南町鋸山

TEL:0470-55-1103

FAX:0470-55-1174

拝観時間

08:00~17:00

拝観料

一般

大人600円 小人(4~12才)400円

団体

30人以上

大人540円 小人(4~12才)360円

100人以上

大人480円 小人(4~12才)320円

学生団体

30人以上

中・高・大学生540円 小・幼稚園360円

50人以上

中・高・大学生480円 小・幼稚園320円

100人以上

中・高・大学生420円 小・幼稚園280円

300人以上

中・高・大学生360円 小・幼稚園240円

障害者割引

証明書の提示により半額(介助員は一人まで半額)

交通アクセス

電車・フェリー

JR内房線「浜金谷」または「保田」下車

鋸山ロープウェー利用の場合は「浜金谷」下車

表参道から登る場合は「保田」下車

東京湾フェリー浜金谷~鋸山ロープウェー(徒歩約15分)

富津館山道金谷IC~鋸山ロープウェー(約5分)

富津館山道金谷IC~鋸山登山自動車道(有料)約10分

富津館山道金谷IC~境内入り口(東口管理所)約15分

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